Apr 29, 04

消費税10%強で年金の穴埋めを

2004-04-29T01:34:58+00:00

昨日、年金改革関連法案が与党単独で可決された。国民年金の保険料月額13300円が2005年度から引き上げられて16900円になるらしい。

そもそもこの国の年金制度は分かりにくい。私のような一般国民の理解が薄いことは問題だし、何より、年金未納問題で露呈してしまったが、政治家自身も分かっていないのだから、この国の年金制度はよほど複雑なのでしょう。

そこで、分かりやすく消費税に組み込んだからいかがでしょう?消費税組み込めば嫌でも払わざるを得ないだろうし、所得格差による不均衡も多少解消される。年金を独自で集めるよりもずっとシンプルで分かりやすい。

しかし、現行の5%で年金保険料分を穴埋めできるわけがないので、消費税を増税することとなるでしょう。私自身は年金保険料を消費税に組み込み、結果、増税になるのであれば文句は言いません。10%程度であれば文句はないです。

欧米はこのような消費税に相当する税金で国の福祉を運営している。結果、より良い福祉が提供されている。もちろん、その反面、高負担になることはいがめないし、実際、欧米では15%以上の消費税を課すところもある。

ただし、消費税による福祉の高負担とは言っても、全ての商品に対して同率の税金がかかっているわけではない。例えば、イギリスでは、ほとんどの食料品にはMaxで17.5%かかるVAT (消費税に相当)がかからない。だが、オーディオ、プレステ2などの娯楽品に関してはがっぽり17.5%の税金がかかるし、タバコなども日本と比べてもべらぼうに高い。

この例の結果、日本と比べて、家庭の大部分を占めるであろう食費は日本よりも少なくて済むだろうし、ただし、娯楽品に関しては日本よりも高い金を出さなければならない。つまり、必要最小限のものに関しては税金はかからないので、低所得者にはやさしい消費税体系ができている。

日本もこの例を真似てもいいのではないか?食料品に関しては消費税をゼロにして、娯楽品に関しては10%以上の税金をとる。このようにすれば低所得者に負担はかからないように思われるが。

欧米にはない日本独自の考え方や政治的文化もあるし、すぐに欧米を真似ろというのも無理かもしれないし、聊か猿まね的であまり良い印象を持たないかもしれない。しかし、F1マシーンの形が全チームで似ているのと同様に、いいものを追求すれば自ずと形は似てくるのであって、結果的に猿まねでも、それは良い方向に向かっているという表現ができると思う。よいものはどんどん真似をしていいのではないか?それは政治も例外ではないと思うが…。

参考blog
消費税の増税によって、シンプルで所得累進性のある年金制度を作るべき / Blog for Japan

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